
陶器デザイナーとして出発した森正は勤務していた瀬栄陶器四日市工場で、クラフト運動の指導者として知られる日根野作三に師事しました。日根野に学んだ森正は斬新なクラフト作品と平行して、当初から表現的なオブジェを制作し、心象風景を描いた陶板作品で第1回朝日陶芸展三重県知事賞を受賞するなど、高い評価を受けています。また特にオブジェ作品の奔放な表現と独特の深い赤色は森カラーとして、アメリカ、フランスを始め国内外で多くの支持者を集めています。今回は森正の記念すべき第1回朝日陶芸展受賞作から2011年のパリ個展出品作を含む最新作までを一堂に展示します。
また展覧会に合わせ、1階小ギャラリーでは森作品の特別頒布展を企画いたします。どうぞご期待ください
また展覧会に合わせ、1階小ギャラリーでは森作品の特別頒布展を企画いたします。どうぞご期待ください

略歴 | |
1940年 | 三重県四日市市に生まれる |
1958年 | 三重県四日市工業高等学校窯業科卒業 瀬栄陶器四日市工場デザイン室入室 日根野作三に師事 |
1963年 | 第1回朝日陶芸展三重県知事賞受賞 (特別賞'73、奨励賞'72、'79、朝日陶芸運営委員'73、'75) 日本陶磁器デザインコンペ2席受賞 |
1964年 | 日本繊維デザインコンペアイデアーの部銀賞受賞(銅賞'65、'66) |
1965年 | 日本クラフトマン協会会員 |
1968年 | 四日市市追分にTADASHI CRAFTを設立 |
1973年 | 名古屋陶芸クラブ創設に参加 |
1975年 | 中日国際陶芸展 特賞受賞(三重県知事賞'76) |
1985年 | 三重県菰野町に馬酔木窯を設立 |
1990年 | 千種会(ホテルオークラ/東京)、ミームプール展(小原流会館/東京)茶盌・花器出品 アメリカ・フランスなど国内外各地で個展 |
2011年 | 国際陶芸アカデミー会員(IAC) |
主催 | 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム |
後援 | 中日新聞社、三重テレビ放送、伊勢新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、 毎日新聞社、朝日新聞社、シー・ティー・ワイ、ケーブルネット鈴鹿 |