開催中の企画展

森正陶展 -歓喜する造形・50年の軌跡-
 陶器デザイナーとして出発した森正は勤務していた瀬栄陶器四日市工場で、クラフト運動の指導者として知られる日根野作三に師事しました。日根野に学んだ森正は斬新なクラフト作品と平行して、当初から表現的なオブジェを制作し、心象風景を描いた陶板作品で第1回朝日陶芸展三重県知事賞を受賞するなど、高い評価を受けています。また特にオブジェ作品の奔放な表現と独特の深い赤色は森カラーとして、アメリカ、フランスを始め国内外で多くの支持者を集めています。今回は森正の記念すべき第1回朝日陶芸展受賞作から2011年のパリ個展出品作を含む最新作までを一堂に展示します。
 また展覧会に合わせ、1階小ギャラリーでは森作品の特別頒布展を企画いたします。どうぞご期待ください

森正陶展 -歓喜する造形・50年の軌跡-
略歴  
1940年 三重県四日市市に生まれる
1958年 三重県四日市工業高等学校窯業科卒業
瀬栄陶器四日市工場デザイン室入室
日根野作三に師事
1963年 第1回朝日陶芸展三重県知事賞受賞
(特別賞'73、奨励賞'72、'79、朝日陶芸運営委員'73、'75)
日本陶磁器デザインコンペ2席受賞
1964年 日本繊維デザインコンペアイデアーの部銀賞受賞(銅賞'65、'66)
1965年 日本クラフトマン協会会員
1968年 四日市市追分にTADASHI CRAFTを設立
1973年 名古屋陶芸クラブ創設に参加
1975年 中日国際陶芸展 特賞受賞(三重県知事賞'76)
1985年 三重県菰野町に馬酔木窯を設立
1990年 千種会(ホテルオークラ/東京)、ミームプール展(小原流会館/東京)茶盌・花器出品
アメリカ・フランスなど国内外各地で個展
2011年 国際陶芸アカデミー会員(IAC)
主催 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム
後援 中日新聞社、三重テレビ放送、伊勢新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、 毎日新聞社、朝日新聞社、シー・ティー・ワイ、ケーブルネット鈴鹿
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